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取材の学校 第4期が開校しました

診断士に必要なインタビューのスキルを学ぶ取材の学校の第4期が開校しました。

私も1期生として大変お世話になり、独立のきっかけを与えてもらった思い入れのある講座です。診断士試験で学ばなかった「インタビュー」を中心に取材に必要な技術を学びます。第4期は顧問として受講生の皆さんのサポートをしていきます。

★おすすめポイント★
①講師が多数の取材を通して学んだ取材のノウハウを、体系的に学べる。
②執筆案件で、原稿料をもらいながら実績を積むことができる。
③やる気のある仲間と知り合い、切磋琢磨することができる。

さて、診断士の皆さんは、実務補習で診断先の社長に思うように社長インタビューができなかった経験がありませんか?
いきなり社長に質問しろと言っても、場の作り方もわからないし、何から質問していいかもわからない。お互いに緊張したまま、なんとなくインタビューを終えたけれども、後でよくよく考えたら肝心なことが聞けていなかった…。
私もこんな残念な感じでした(´・ω・`)

でも、これってインタビューのスキルを持ち合わせていなかっただけなんです。
講師の先生方も、最初からできたわけではありません。実践で何度もインタビューを繰り返し、インタビューのスキルを身に着けられています。
ということは、訓練すれば誰だって一定のスキルを身に着けられるのです!

1限目はすでに終了しましたが、まだまだ申し込みを受け付けています。
興味のある方はお早めにご連絡ください!

第2期に突入!今年度はブログを書きます

早いもので、平成27年3月11日に法人化してから1年が過ぎ、2期目に突入しています。
独立してからはなんと3年目突入。早すぎる…。

独立してこれまで、先輩や仲間の診断士に助けられ、なんとか生きてきました(笑)。
特に先輩診断士には、あらゆる仕事を紹介していただき、とても良い経験と実績を残すことができました。

そのおかげもあって、独立した直後から、

「どうしたら独立できますか?」

「ぶっちゃけ食べていけますか?」

「どうやって仕事をもらっているんですか?」

などなど、独立を希望する企業内診断士の方々から声をかけていただきます。
あまりにいろんな方に聞かれるので、先輩から受けた恩は後輩の皆さんに還元する、という想いで、備忘録を兼ねて独立までに準備したことを書いていきます。

 

あと、今月から大学院(MOT)に通うんです。大学生活、研究についても書いていければと思います。

東京農工大学 工学府 産業技術専攻

 

 

 

自分はどのタイプ?人間関係をつくる技術「エマジェネティックス」

こんにちは。中小企業診断士の木下です。

先日、事務局を務めたセミナーのなかでエマジェネティックスのプロファイルを作成してもらいました。

エマジェネティックスとは、アメリカの教育学者によって開発された「きき脳」を調べるプログラムです。
相手と自分の思考と行動のスタイルを分析し、理解することでコミュニケーションに活かすことができます。提示された100問くらいの質問に答えていくと、自分の思考を4つのタイプで教えてくれました。

4つのタイプ

論理的・直感的という左右、抽象的・具象的という前後を掛け合わせ、4つのタイプに分類します。
まずは4つのタイプを説明します。

1.効率重視の分析型

目的を大切にし、客観的なデータを好むタイプです。(論理的×抽象的)

2.着実な実行が好きな構造型

過去の踏襲を好み、スケジュール通りに進めるのが好きなタイプです。(論理的×具象的)

3.人間関係重視の社交型

とにかく人が好き。みんなで一緒に何かを作り上げるのが好きなタイプです。(直感的×具象的)

4.想像力豊かなコンセプト型

斬新なアイディアをポンポン出したりするタイプです。(直感的×抽象的)

独立するとコンセプト型、社交型が強くなる?

私はもともと矛盾を嫌う分析型、ルール・スケジュールを守る構造型が強かったと思います。他人の評価を聞いても多分そうです。

でも、会社を辞めて1年弱経過した今、この検査を受けてみたところ、コンセプト型社交型の方が強く出ていました。
予想外だったのでなぜかと考えてみました。独立すると自分で仕事を取って来なければいけないし、人脈作りも大切です。会社員のときは上から降ってきた仕事をこなしていたので、コンセプト型社交型は必要なかったんでしょうね。

これから更にコミュニケーション能力が必要になると思いますので、自分の得意な部分を活かしていきたいと思います!
来年はさらにコンセプト型社交型が増えるかもしれません。

EQ~こころの知能指数

こんにちは、中小企業診断士の木下です。

皆さん、「EQ」ってご存じですか?かなり流行ったのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
言語的知能や論理数学的知能を測るものがIQ、対人的知能や内省的知能を測るものがEQ。IQが高いだけでは仕事でコンスタントに成果を出すのが難しいと言われています。

感情が動くには必ず根拠がある。だからこそ、どういったときに感情が動くのかを理解し、感情を1つの情報と捉えて行動に活かすことができます。EQは現在の行動を数値化したものなので、環境に合わせて、自分で意識的に、改善していくことができるそうです。

 

このEQを測る検査があるのですが、とある仕事の一環で私も受けました。

高かったのは次の4つ。

  1. 抑うつ性
    過去の失敗や過ちにいつまでもこだわらない。良い意味で割り切ることが多い。物事の感じ方・考え方が肯定的になる。
  2. 自己コントロール
    相手に対する怒りや嫌悪感を上手に隠して、表に出さないことが多い。どのような感情の動きも上手にコントロールする傾向がある。
  3. セルフ・エフィカシー
    何をするにも自信を持って取り組むことが多い。自分の能力の高さや経験に自信を持っているので、これからもうまくやっていけると考えている。
  4. 達成動機
    簡単には達成できない目標を設定して、これを達成しようとする意欲が強い。物事に対して粘り強く取り組むことが多い。

低かったのは次の3つ。

  1. 柔軟性
    非常にまじめで、ルールや既存の概念にこだわることが多い。自分の考えに固執するあまり、他社との折り合いがつきにくくなることがある。
  2. 情緒的表現性
    自分の感じていること(喜怒哀楽)を外に出すことが少ない。どちらかといえば無口で、おとなしい印象を周囲に与える。
  3. 感情的被影響性
    人の感情に影響を受けることが少なく、自他の感情を区別することが多い。そのため、周囲の感情に左右されずに、冷静な決断ができる場合が多い。ときに冷淡な印象を与える。

これを読むと、前向きで自分に自信があって、感情を表に出さない冷徹なまじめ人間ということのようです(笑)。

もともと他人に期待をもちすぎるからかイライラすることが多く、気性は荒い方だったのですが、大人になったからかその感情をある程度コントロールすることができるようになりました。その結果が自己コントロールの高さに繋がっているのだと思います。その反面、自己コントロールをするあまり、自分の感情(本心)を表に出さなくなり、それが情緒的表現性の低さにつながります。

今回、EQ検査を受けてみて、情緒的表現性の低さが私の弱点だと感じました。中小企業診断士として仕事をしていくうえで、相手の心をつかむには、自分の感情の動きを理解し、それを言語化する能力が重要です。実体験とそのときの葛藤をストーリーにすることで、聞く人の共感を得られると思うのです。しばらく、情緒的表現性を高めるために、ブログを書いたり、Facebookの投稿を増やしたりしたいと思います。

面白いので皆さんもぜひ1度受けてみてください!数年に1度くらいのペースで受けると、結果がガラッと変わっていることもあるそうですよ。